アルザス料理レストラン

弊社のメンバーは皆、ワイン大好き、食べることが大好きなので、定期的に開催されるチーム・ディナーは社員が楽しみにしているイベントの一つです。


お付き合いがあるインポーターの皆様から頂いた貴重なレストラン情報をもとに、毎回レストランを選んでおります。


弊社の定期お届けプログラムを監修して下さっている林寛氏が経営する『代官山コテ・フー』は弊社代表のお気に入り店のひとつ。アルザス界では知らぬ者はいない有名店です。


今回は、アルザス・ワイン・クラブを名乗っているからには、東京中のアルザス料理レストランを試しておかないと…という使命感のもとに、浅草橋にある有名店『Gentilジョンティ』さんにお邪魔しました。


素朴で可愛らしい内装↓

Gentil店内

Riefléのクレマン・ロゼで乾杯!

Riefléのクレマン・ロゼ

う~ん、美味しい!
ピノ・ノワール100%、赤い果実の香りがふわふわと漂ってきて、泡は軽やかで果実の風味もしっかりと感じられます。お食事とも合いそうです!

まずは、お肉が載ったサラダから。

お肉が載ったサラダ


Bibeleskäsというアルザスの素朴な一皿。

ビブレスカス


フロマージュ・ブランに細かく刻んだエシャロット、ニンニク、パセリ、シブレット、塩・胡椒等で味付けしたソースを、茹でたジャガイモにかけていただきます!
これは美味しい!

お店の方に勧めて頂いたRiefléのBonheur Festifというラインのリースリング2009。
ビブレスカスにもタルト・フランベ・グラティネにも良く合いました。

RiefleのBonheur Festif


ミネラル感が果実感を際立たせておりとても心地良い香り、味わいはまろやかで、果実味をしっかり感じることができて、とっても美味しい!何杯も飲みたくなるワインです!


タルト・フランベ・グラティネ


タルト・フランベ(フラメンクッシュともいいます)は、薄~いパン生地に厚めのテクスチャーの生クリームを塗り、薄切りにした玉ねぎと細かく切ったベーコンを載せて焼いたアルザス名物です。
ペラペラなので、くるくるっと巻いて手でパクッと食べるのです!
これに、更に上からチーズをかけてこんがり焼いたものを『グラティネ』といいます。(写真がグラティネ)
こちらはアルザスのパスタ・スペッツレspaetzle。

アルザスのパスタ・スペッツレ


アルザスではお肉やお魚の付け合わせとして出てくることが多いこのパスタ。
もちもちした食感がくせになります。

Paul Blanckリースリング2011をいただきます

Paul Blanckリースリング2011


先程のリースリングよりもちょっと濃い目の黄色。
柑橘系、フローラル系、ミネラル感という複雑さがとても魅力的な香り!
美しい酸味と丸みのバランスがとても心地良い味わいでした。

そしてアルザス料理といえば、シュークルートは外せませんね!

シュークルート


ここまでで既にお腹いっぱいです…

最後は、Seppi Landmannのグラン・クリュ ツィンコッフレ ゲヴュルツトラミネール ヴァンダンジュ・タルディヴ2011で締めます。

Seppi Landmannのグラン・クリュ ツィンコッフレ ゲヴュルツトラミネール ヴァンダンジュ・タルディヴ2011


ちょうどよい柔らかい酸味が甘みを支えていてバランスの良い味わいでした。
お食事の最後に甘いもの欲しいな~でももうお腹いっぱいだな~という時は、甘口ワインおススメですよ!

ごちそうさまでした!!

Alsace Trip Part 2 - トラブル発生

今回の旅の大まかなプランは、ミュールーズからアルザス地方を北上していくというもの。

アルザスへ行ったことが無い方のために…
アルザス地方はフランスの北東に位置し、細長い形をしています。
ミュールーズ(街名)は、アルザス地方の最南端にあり、ミュールーズ空港にはヨーロッパ各地から飛行機が乗り入れています。
ミュールーズ観光局のページには、『ミュールーズは、アルザスの風景の中で、宇宙的効果を醸し出している』と書かれている通り、びっくりするくらい沢山の工場があることでも知られています。
例えば、『Rhodia-Clairefontaineグループ』、特にRHODIAのロゴは文房具屋さんでご覧になったことがある方も多いのでは…?
フランスではそこら辺のスーパーでも買える、とても一般的な商品なのですが、なんと!フランス市場の次に売れ行きが良いのが日本市場なのだとか…。
日本では、お洒落な文房具屋さんにお洒落な感じでディスプレイされてあることが多く、何故かフランスで見た時よりもお洒落に見えるこの不思議。



Clairfontaine

この日の予定は、8時30分にミュールーズのホテルを出て、ランゲンの美しい景色を眺め、10時半にワイナリーAgathe Bursinへ到着…という至ってシンプルなものでした。

それが…
前夜ミュールーズ空港で、レンタカーカウンターへ行った時のこと。
アムステルダム乗り換えの長旅で社員全員ヘトヘトだったのですが、カウンターで待たされる待たされる…。着いた瞬間から「あぁフランスに来たなぁ…」と思わされ、ようやく車の鍵を渡された時には全員「さぁ行こう!!!」と、出発前の点検も無しで出発してしまったのです…。というか、レンタル会社側からはただ鍵を渡されただけで、点検については何も言われなかったのです!!

そして翌日、意気揚々とミュールーズのホテルを出発した私たちでしたが、10分程走ったところで、信号待ち中に若い男性が車に近寄ってきました。
「タイヤが完全に潰れていて、かなり危ないですよ」と言っている…。

急いでチェックすると、同僚が「こんなに潰れているタイヤは見たことが無い」と言う程、ぺったんこになっていました。




大慌てで町中にある修理工場を探し、職人さんに見てもらって分かったのは、ホイールが欠けており、そこがタイヤに刺さって穴が開いてしまったのだろうと…(写真左部分。職人さんが無料で空気を入れて下さったおかげで、写真上ではタイヤが膨らんでいます)

チーーーーーーーン・・・

この時点でランゲンの美しい景色は見れないことが決定。
一軒目のワイナリーにも行けるかどうか。

意気消沈した一行は、昨夜とんでもない車を押し付けたレンタカーの支店(街中)へ出向き、交換を要求。
しかしそこでも待たされる待たされる…。
偉い感じの社員が出てきて特に急ぐ様子もなく、壊れたホイールの写真を撮ったりしている…。

結局、緑色の可愛いミニに交換してもらった時には、ワイナリー到着予定時間を大幅に過ぎておりました。

Alsace Trip Part 1 - 到着

アルザス弾丸出張のご報告。
昨年末、社員一同アルザスへ行って参りました。
12月16日18時前にミュールーズ空港へ到着し、真っ暗な中予約していたレンタカーを受け取りました。(このことが後に悲劇を生もうとは…)


この日滞在したホテルはこちら↓



長旅でヘトヘト、夕食へ出掛けるエネルギーが残っていなかったので、この夜はルーム・サービスでアルザス名物タルト・フランベを頂きました!
緑色の脚がかわいいアルザスのグラスに入っているリースリングと一緒に。

本場のタルト・フランベに舌鼓を打ち、夢見心地になりながらも、朦朧とし始めた意識にムチを打って仕事をし…。
でももう限界です!明日からのワイナリー巡りに備えるため…おやすみなさい!

ルー・サービス